宇宙に向けて根を張っているような風景を創りだした落葉広葉樹の木々。
大山の中腹はすっかり冬の準備が始まりました。森の木々も落葉をし、積雪に備えて準備万端。もし葉がついていたら大変、雪が積もって枝や幹が折れてしまいますから…。
落葉をエネルギー合理性の視点から見ると、「光合成から得られるエネルギーの方が葉を維持するためのエネルギーより小さくなると採算があわないため、木々の葉は落葉する。さらに、樹木は葉を落とす前には大切な仕事をする。それは葉をつくっている有機物のうち養分として再利用できるものを回収する。回収した養分は、次の春に葉を出すために使われる。」 ということです。このシステム、神の業としか考えられませんね。