美保湾と中海を隔てる日本最大の砂州・弓ヶ浜半島。
この半島がほぼ砂で構成されていることを意識することはほとんどありませんが、鳥取砂丘と比較しても劣ることのない広大な砂丘だったこと(かつて)を知っておきたいですね。
午後、太陽が西に傾き始めると大山北麓からはこんな風景を望むことができます。手前の大地や弓ヶ浜半島は伯耆の国ですが、中海の先の大地は出雲国の中心地。左手の山の麓には出雲国府(国庁)があり、正面の丘の先には松江城があります。大山と出雲の関係性…この風景からも深く繋がっていることが解ります。