この写真を見て、ドキッとする人もあるかもしれない・・・。
写真は不朽の名画『砂の器』のクライマックスシーンの舞台でもある「亀嵩驛」の表示板。そして亀嵩交番の案内板。(奥出雲町亀嵩の道の駅・酒蔵奥出雲交流館に常設展示してあります)
昭和の名画として評価が高い映画ですが、今年になって再び脚光を浴びています。この7月に首都圏で開催された映画祭では2週間で1万人を超える動員をしたということで話題になりました。こちらにその記事が↓。
http://www.oricon.co.jp/news/2040482/full/
また、この映画のテーマ曲「宿命」が映画公開40周年を記念して、西本智実指揮による演奏会が3月に開催され、CD化(7月にリリース)されました。 http://tower.jp/article/feature_item/2014/06/30/1101 早速手に入れて聞きましたが、さすがに、迫力のある演奏で、久しぶりに魂が揺さぶられました。
亀嵩まで米子市内からクルマで1時間弱。映画「砂の器」の世界に浸れる空間が今も残っており、そばには快適な温泉施設もあり、ゆったりとした時間を過ごすことができる場所です。是非、「宿命」をBGMに奥出雲・亀嵩ドライブにお出かけください。
ちなみに、砂の器の原作者・松本清張氏は、奥出雲に隣接する奥日野・日南町にルーツがあります(父親が日南町矢戸の出身)が、そのことがこの映画の舞台、ストーリー展開にも深くかかわっていたのでないかと想像されます。