山陰の梅雨時期、旬の味覚がいろいろありますが、この天然の岩牡蠣(イワガキ)も絶品。
米子市内の某料理屋で出てきたもので、なんと大山の麓・淀江(米子市)の海で穫れたものということ。サイズも味も最高。レモンを絞って、ポン酢を少し付けて食べると、涙がちょちょぎれるほど感動。
実はこの岩牡蠣は大山の森の恵みそのものといっても過言ではありません。餌になる植物プランクトンが豊富ということが条件の一つですが、この植物プランクトン発生のメカニズムを調べていくと、大山ブナの森の存在の大きさが確認されます。詳細については省略しますが、森が豊かであれば、海は豊かだということです。そして、私達もその恩恵にあずかって元気になれる。これ連環ですね。
鳥取県ではこの時季の岩牡蠣に「夏輝(なつき)」というタイトルをつけて販売していますが、まさに“夏に輝く岩牡蠣”とい感じです。価格は少々高めですが、元気になれるなら安いものでしょう。梅雨時期をこの大山の森の恵・岩牡蠣でのりきりたいものです。
http://www.jf-net.ne.jp/ttchuou/natuki1.html