2/6-2/11 大山王国ニュースフラッシュ

雲が割れ、紺碧の空が山頂付近に筋状に出現しました。春の光が山頂を照らしているようだ。
積雪もたっぷりで、天気が安定してくる2月後半には山頂を目指すエクストリームボーダーやスキーヤーが増えるでしょう。雪山登山は天候によっては大変危険ですから、しっかり予報をチェックして出かけることがマストですね。
登りルートは夏山登山道が一般的。石がごろごろのグリーンシーズンより登りやすいということで、天候が安定した日には多くの登山客が山頂を目指します。尾根に黒い点があるのが確認出来ますが、これはクライマー。毎年増える傾向にありますが、知らず知らずのうちに、大山は冬山登山の人気スポットになりました。


今日のキーワード:「星取県フェス」「立春寒波」「安来市観光交流プラザ」「米子−ソウル便 週5往復継続」「出雲ぜんざい味 ポテチ」「足立美術館15年連続首位」「伯耆の国酒造めぐり」「弓浜半島のトンド」「野鳥観察バスツアー」「MEET!! DAISEN」「厳寒日本海 一面霧」「米子空港 機能アップ工事」「シンガポール観光客誘致」「ドクターヘリ」

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1)フィギュア制作会社「びーふる」(愛知県一宮市) 倉吉進出 本年度内にも県や市と調印 社員は20人程度になる見通し 複数の候補地の中からグッドスマイルカンパニーが立地する同市に絞り込む(日海)・・・・・遙かな町が「フィギュアタウン」に進化。今後の展開が楽しみに。
http://be-full.jp/

2)星取県フェス 宇宙飛行士・山崎直子さん講演 鳥取市のとりぎん文化会館で 「星取県宇宙部長」を委嘱 平井知事(日海)・・・・・星取県、英語で表現するとどんなだろう? 香港はもちろん、アジアの都市部の空には星がないそうだ。そんな都会人をキャッチできるか?

3)「立春」寒波 鳥取、倉吉、境港30センチ超 公立20校が臨時休校 今冬初の大雪警報 JRは4,5日両日で計66本が運休、部分運休 空の便も乱れ、山陰両県5空港で計38便が欠航(全)・・・・・まさに立春寒波。だけど、春はまだ遠い。

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1)安来市観光交流プラザ 外国人観光案内所に 日本政府観光局(JNTO)が認定 英語での対応ができ、地域内の観光を紹介する「カテゴリー1」に(日海)・・・・・インバウンドの驚異的な伸びに伴い、地域の案内システムも進化。
http://www.yasugi-kankou.com/index.php?view=5760

2)米子−ソウル便 週5往復を継続 エアソウル公式発表 発着時間は一部変更 同便は同社の日本路線の中でも成績が良く、年間を通じて利用者が見込めるとの判断が決め手に 増便効果で1月は最多の5068人 韓国人向け誘客策「温泉とカニ」奏功 搭乗率は61.9%(日海)・・・・・円安効果だけではない何かが魅力。温泉とカニはその代表格!?
http://www.yonago-seoul.com/

3)出雲ぜんざい味 ポテチに カルビー社長、溝口知事に報告 47都道府県ごとの特産品や郷土料理の味をイメージした「ご当地ポテトチップス」島根版として 19日から3月下旬まで、中四国9県で販売 甘塩っぽい味に仕上げて、パッケージに水引デザインし縁結びを表現(山中)・・・・・意外なポテトチップスになったようだ。トライしたいもの。ちなみに、鳥取県版は前回、第2弾として「砂丘をイメージした珈琲味」でした。
https://www.calbee47cp.jp/

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1)足立美術館(安来市)15年連続首位譲らず 日本庭園米専門誌ランキング「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデンズ」 世界各国の専門家が全国の日本庭園900ヶ所以上を対象に、庭園の質や建物との調和、利用者へのホスピタリティーなど総合評価 2位は桂離宮、山陰では「佳翠苑 皆美」が5位(前年8位)ランクイン、皆美館が13位、長楽園が30位、平田本陣記念館が32位、由志園が41位、康国寺が43位 都道府県別選出数で島根は京都12件に続く7件 同専門誌は「島根県は日本庭園の愛好家にとって聖地」(全)・・・・・日本庭園の聖地。ということは、「日本文化の聖地」と表現してもいい。庭園には私達の文化が凝縮されています。

2)韓国・全羅南道の務安−鳥取 今年も連続チャーター便 15日から7往復14便 旧正月や春休みを利用した訪日客が県内を訪れる コミューター航空会社「コリアエクスプレスエア」が49人乗りのジェットを活用し運航(日海)・・・・・春節にあわせて運航再開ということ。務安と云われても???ですが、人口150万人を超える光州に隣接の国際空港です。空港の名前を「光州・務安」とすればわかりやすいのに。当地域(中海・宍道湖エリア)も同様な課題が・・・。

3)境港 しんしんと50センチ 山陰地方は7日も寒波に覆われ、雪雲が居座った影響で 2011年元日以来の大雪に(全)・・・・・風がなく、まさにしんしん。冬らしい冬が続きます。

4)境港からタクシーで出発! 県西部、酒蔵見学ツアー『伯耆の国 酒造めぐり』開始 “味わい深い旅を” 外国人個人客らを主なターゲットとし、日本人観光客の利用も見込む 企画はわかとり交通 3ヶ所の酒蔵巡り(千代結び、稲田本店、久米桜)、大漁丸で食事 土産付きの飲み比べセット込みで小型車(4人まで)3万円、中型車(5人まで)が3万5千円 英語、韓国語、中国語と日本語に対応したPRチラシ5万枚を作成(日海)・・・・・こんな企画がどんどん出てくるといいですね。日本人には少々高く感じますが、円安を享受する外国人にはリーズナブルな料金。心配は外国語でのガイダンスですね。それと、インターネットで情報が提供されていないこと(参加の酒蔵など5社とも〜)。ゲゲゲ!
 
5)米子東高校新校舎完成し内覧会 多目的ホールや時計台を新設 学校施設の新改築整備事業がほぼ完了し 350人程度が収容可能な多目的ホールは昨年12月に完成 同ホールからは大山を望むことができる(日海)・・・・・多目的ホールを大山ホールとか、勝田ヶ丘ホールと愛称をつけるといいですね。愛着が違ってくるように思います。
http://www.torikyo.ed.jp/yonagoe-h/

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1)「弓浜半島および近隣地域のトンド」県無形民俗文化財に 県文化財保護審議会が答申 歳徳神が練り歩く点で全国的にも珍しい 日本の古い祭祀の形態を示し、歳徳神信仰のあり方を考える上で貴重 エリアは米子、境港、南部、伯耆 また、大山町の高杉神社で4年に一度行われる奇祭「宮内の嫐(うわなり)打ち神事」も答申(山中)・・・・・身近な伝統ですが、なにも知らないままに継承されているようだ。きちんと知ることができれば、長く継承されることにもなりそうだが・・・。

2)大山登山道にトイレを 愛好者ら県に要望 5875人分署名簿添え 山荘ハイキングクラブの森田代表ら 「特に女性にとってトイレの有無は深刻な問題。簡易トイレで済まさず、しっかりしたものをお願いしたい」(全)・・・・・大山夏山登山道は多くの人が利用するフロントエリア。としたら、その視点での整備が必要でしょうね。それとも、入山に制限をかけるような方向に向かう?
 
3)日本遺産活用の振興策は 「出雲國たたら風土記」シンポ 東洋大学・丁野客員教授(文化庁日本遺産審査委員)ら講演 安来・和鋼博物館 日本遺産を活用した安来の活性化には「顧客の心に刺さるストーリーが必要」 金属加工業が集積する燕三条や海軍工廠のあった呉市など鉄文化を持つ地域との連携もアドバイス(山中)・・・・・コンテクスト(文脈)を紡ぐ作業が必要ですね。心に刺さるストーリーは文脈が大切。
http://www.kankou-shimane.com/mag/2586.html

4)野鳥観察バスツアー初企画 出雲観光協会 冬季の集客狙い 水鳥の集団越冬地として知られる斐伊川河口、宍道湖周辺など巡る日帰りのツアー 新たな観光資源として定着を目指し、24日実施 西日本有数の野鳥の集団越冬地でコハクチョウ、マガンやヒシクイなど毎年飛来 野鳥の宝庫に 昼食付きで、参加料は8900円 定員20人(山中)・・・・・このツアー、米子地区でも出来そうですね。水鳥公園、日野川河口、安来能義平野など冬はいつでも楽しめる。
http://www.izumo-kankou.gr.jp/5229

5)8月に米子市と大山町で開催される「第3回『山の日』記念全国大会」計画案提示 運営委員会 スローガンは「MEET!! DAISEN〜出逢い 深まる わたしと山〜」 大山町で開催の式典は2部構成 1部は「大山さんと出逢う〜山とつながる人々からのラブレター〜」と題し人にスポットを当て、映像で紹介したり演奏を披露 2部は「大山さんと絆深まる〜未来へつなぐ、歌のラブレター〜」 一木一石運動の話、「大山賛歌」の合唱など(日海)・・・・・「出逢い」「つながる」「ラブレター」などのキーワードが浮かび上がる。一言で表現すると“大山に恋して”ですかね。

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1)厳寒日本海 一面霧覆う 境港・中野港 この冬一番の冷え込みとなった9日早朝 日の出と相まって幻想的な風景 氷点下8.1度 観測史上3番目の低さ 放射冷却や風の弱さも影響し霧が広がる(日海)・・・・・寒波の居座りと放射冷却で、記録的な低温と海霧。この霧は中海→境水道→美保湾へと島根半島にそって流れていきます。まるで霧川のように。その様子は大山中腹から観測できます。気象と地形の勉強になる!?

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1)米子空港 機能アップ工事 4月に着手 待合室の拡張やボーディングブリッジの新設など主に外国人客の受け入れ機能の強化へ 来年7月の完成を予定し、年間100万人規模の利用客に対応出来る空港となる 待合室は国内線が70人増の280人、国際線が50人増の200人へと収容人数を増やす 2階の手荷物検査場も2レーンを3レーンに増強 昨年7月、米子空港が国の訪日誘客支援空港に認定されたことに伴い国からも補助(日海)・・・・・具体的な目標数字、100万人が出てきました。隣の出雲空港と肩を並べることになる!? 実現の暁には、隣接する圏域二つの空港で年間200万の利用客の時代がやってくる。

2)シンガポール観光客誘致 鳥取県がPR策強化 今秋、初の相互チャーター便 旅慣れた日本ファンを招き入れようと 小国ながら富裕層の割合がアジア屈指(山中)・・・・・キーワードは“旅慣れた日本のファン”ということ。そのためには、シークレット戦略ぐらいががいいかも。全てをオープンにすると、旅慣れた人は近づかない。

3)ドクターヘリ訓練 鳥取大学病院 搬送手順、装備など確認 医師ら5人が乗り込み、離発着時や搬送時の手順、機内装備を確認 導入するヘリは鳥大病院を基地病院にヒラタ学園(堺市)に運航委託 年間400回の出動を見込む(全)・・・・・春からの稼働に向けて準備が進む。年間400回の出動と云うことは、大学病院周辺ではほぼ毎日ドクターヘリを見ることになりそうだ。

4)松江・堀川遊覧船 新乗船場 塩見縄手9〜11月運用 不昧公200年祭集客見込む 常設可否判断へ(山中)・・・・・塩見縄手に出来ると便利。新しい使い方もできる。堀川遊覧ホッピングなんてプランも!? 間違いなく利用は進むように思いますが、さて。
 

日本海新聞      http://www.nnn.co.jp/
山陰中央新報    http://www.sanin-chuo.co.jp/
朝日新聞(鳥取) http://www.asahi.com/area/tottori/
朝日新聞(島根) http://www.asahi.com/area/shimane/
読売新聞(鳥取) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/
読売新聞(島根) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/
毎日新聞(鳥取) http://mainichi.jp/area/tottori/
毎日新聞(島根) http://mainichi.jp/area/shimane/
産経新聞(鳥取) http://www.sankei.com/region/newslist/tottori-n1.html
産経新聞(島根) http://www.sankei.com/region/newslist/shimane-n1.html
NHK (鳥取) http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/
NHK (島根) http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/
山陰放送     http://bss.jp/news/index.html
中海テレビ    http://gozura101.chukai.ne.jp/site/page/chukai/community/localnews/

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