大山寺三十三カ所地蔵めぐりの旅

地蔵巡り

大山は地蔵信仰の地でもあります。しかしたくさんあった地蔵も明治の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により急速に減少。そこで今ある貴重な地蔵を訪ね歩いて往時を偲んでもらおうと地元では散策ルートを用意致しました。

これは「大山寺三十三カ所地蔵めぐり」と言うコースで、博労座から少し下った別れ地蔵から大山寺まで周辺の地蔵を巡る全長7.2km、約3時間半の行程で設定されています。ぜひお遍路様ならぬ、お地蔵様巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。詳しいルートはこちらをご覧下さい。

◆コース案内◆

米子道溝口IC


博労座

大山寺周辺(お地蔵様巡り)

博労座

米子道溝口IC


(お地蔵様一例)
■弁慶地蔵
源義経の重臣であった武蔵坊弁慶は、大山寺から島根県平田市の鰐淵寺(がくえんじ)まで一夜にして釣り鐘を運んだとう伝説が残っています。弁慶地蔵のあたりで、愛馬をつないだと伝えられています。

■利生(りしょう)地蔵
行基菩薩が入山したとき、文珠の法に必要な水を湧かせたという言い伝えのある「利生水」の近くに静かに手を合わせて立っています。

■一息地蔵
南北朝時代、名和長年の弟・信濃坊源盛が僧兵をひき連れて船上山の戦いに行くとき、この坂を一息で登ったことに由来します。この坂は後に源盛坂と呼ばれるようになりました。

■呼瀧(よびたき)地蔵
標高892mの豪円山には大きな滝があり、時にはその爆音が山野にこだましたことから、古くは呼瀧山といいました。古き名を持つ呼瀧地蔵は豪円山に続く細い山道の中にひっそりと立っています。

■灯明地蔵
日本海で船が難航したとき、杉の木のてっぺんから閃光がでて、方向を示したとされる霊木「灯明杉」のそばにあります。大山寺本堂のすぐ近くです。


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