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トップ総合目次大山おにさび砂舗装DIYセット【オニサビックス】とは>おにさび砂の由来
おにさび砂の由来
古代から伝わる日野川伝説とオニサビックスの関係とは

■我が国有数の砂鉄産地

我が国有数の砂鉄産地
古来より中国山地は良質の砂鉄を産出するわが国でも有数の土地柄であったといわれています。この砂鉄を高温で溶かし鋼として用い、強くて美しい日本刀などに加工し、または原料として全国に送り届けられていたことは史実として知られているところです。今で言う最先端の第二次産業集積地だったのではないでしょうか、おそらくは日本中の権力者や技術者はこの緑多き山々に囲まれたこの地方を憧れと一種の畏敬の念を抱いて遠くから眺めていたことでしょう。しかしこの華々しい産業経済の隆盛の影で第一次産業、すなわち農業、林業、水産業、とりわけ農業に生活の糧を頼った農民達との泥沼の戦いの歴史はいつの時代もそうであったように時として庶民には正確に伝わらなかった、いや伝えられなかったのかもしれません。


■ヤマタノオロチ伝説

家族総出で農作業にいそしむ風景、青空を見上げ流れる汗を拭きながら子供達に声をかける父親らしい男、まことにのどかな景色が広がっています。田に流れ込む小川に目を落とすと昨日までと明らかに違う水の色がありました、それは、幾日も続きこれから始まる戦いの日々の予兆だったのです。『おかしい、何かおかしい』村人達はこの小川の上流で何かが起こっていると口々に騒ぎ出します。そうです、川の上流の山の中では、時の権力者から命を受けたたたら人たちが山をけづり水で流し大量の土砂の中から砂鉄を取り出していたのです。これはかんな掘り、かんな流しといわれる工法です。そうして取り出した砂鉄を溶かすために大量の木を切り出しました、やがて保水力をなくした山々はにごった川と示し合わせたように洪水を頻繁に引き起こします、これが島根県では『ヤマタノオロチ』伝説と成り鳥取県では弓ヶ浜半島の形成につながっていくことも現在では通説になっています。


■赤鬼、青鬼の正体

赤鬼、青鬼の正体
そして村人達は恐る恐る山に様子を伺いに忍び込んでみます、そこで村人達が目にしたものは真っ赤な炎が燃え上がる炉の周りで汗にまみれて働くたたら人たちでした、その顔は熱さのあまり顔が引きつり炎の色で真っ赤となり異様な風体でした。又、別の日に目撃したのは青白い炎に照らされ上半身裸で作業する人々でした、これが村人達の口伝えにより『赤鬼、青鬼』の伝説となっていったのです。やがて村人達と山で働く人々の間にお互いの生活を守るための戦いが始まったのは容易に推察するところです。


■命名《大山おにさび砂》

こうして父なる中国山地より流れ出でた砂や石が母なる日野川により、遠く日本海に運ばれます、なんとながい旅なのでしょう、もちろんこの地方の象徴である『大山』からも大量の土砂は流れ込みます。この悠久のドラマによって作り出された小さな砂粒たちを奥大山水系の水ですすぎ乾燥し粒を調整したものがおにさび砂です、ネーミングは鬼伝説の鬼と日野川を赤く土色に染めたであろうさび砂に大山を冠したものであります。滔滔と流れ物言わぬ日野川それを太古の昔より見続けた大山を見る時に往時の世界にひと時浸れば人々の心が少しでも癒されることを願い『大山おにさび砂』舗装と命名いたしました。これをもって大山おにさび砂の由来のいったんと致します。

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