カヤック、サイクリング、登山で、田園がひろがる里山の風景や美しいブナの森など自然を楽しめるこのルート。
海から山頂を目指すSEA TO SUMMITをいつでも体験することができるのが特徴です。
今回は、皆生から「白鳳の里」までをサイクリングでたどり、そこから国内最大級の弥生時代の村落遺跡である「むきばんだ史跡公園」をサミット(山頂)に見立ててハイキング。
SEA TO SUMMITをプチ体験します!
今回の集合場所は、皆生温泉の名宿「華水亭」にある
「コグステーション皆生」前。
コグステーション皆生は、レンタサイクルと空気入れやパンク簡易修理工具の提供など「自転車をコグ」―自転車を愛する人たちに向けた総合サービス店舗。
参加者の皆さんはここで自転車を借ります。
今回、皆生・大山を知るスペシャリスト石村隆男氏がガイドを務めます。
認定コースには、要所要所で路面にルート標示がされているので迷わず安心。
天気がよいと、SEA TO SUMMITコースの名にふさわしい雄大な大山を眺めながらのサイクリングが楽しめます。
また、走る場所によって、大山の姿が変化していくのもこのコースのみどころの一つ。皆生から見える「伯耆富士」と呼ばれる美しい円錐形から、大山に近づくにつれて徐々に北壁の荒々しい山肌が現れます。
しかし、、、当日は残念ながら霞んで山容が全く見えなかったのでした。。。
地元の食材にこだわった人気のジェラテリア
「らぐるぽ」に到着。
少し早めの休憩。暖かい飲み物でほっこりしました。
ここは、空気入れやパンク修理工具、飲料水の提供などを行うサイクリストの休憩施設サイクルカフェのひとつ。バイクラックもあるので、駐輪場所にも困りません。
ジャパンエコトラックの公式ルートマップを提示すると利用者には嬉しいサービスがあるのだとか!
白鳳の里周辺は、今でこそ海からも遠く静かな佇まいですが、いにしえの時代には官道である山陰道が通っていたのだとか。ちょっと寄り道して通ってみました。
何気なく通り過ぎてしまいそうなところでも、石村ガイドの説明で気分は古代にタイムスリップ。
今回の体験は、地域再発見にもつながるエコツアーでもあるのです!!
茎の高さが3〜4mもあり、ツリーダリアとも呼ばれる皇帝ダリア。
いたる所にその名にふさわしい華麗な花が咲き誇っていました。
白鳳の里をスタート。全国でも2例しか出土していない石馬を祭った天神垣(あめのかみがき)神社、法隆寺と同時期の貴重な壁画が出土した上淀廃寺(かみよどはいじ)を散策しながら、古墳や、環濠集落跡がある「むきばんだ史跡公園」までをハイキング。
むきばんだSUMMITに到着!石村ガイドによると、今は田んぼが広がる下の土地も当時は海が間近までせまっていたようです。弥生時代の人たちはどんな思いでここからの風景を眺めていたのでしょうか。。。
少し霞んでますが、スタート地点の皆生温泉も見渡せます。気持ちイイッ。
むきばんだを満喫した後、白鳳の里に戻り、レストランで昼食。
名物料理ドングリうどんに挑戦。期待以上においしいと大評判でした!!
食後にドングリソフトクリームをいただく人も!独特の風味が病みつきです。
帰りは予定を変更して
環境省選定名水百選「天の真名井」へ。
澄みきった池にはニジマス。無人販売の餌に激しくむさぼる姿に一同興奮!!
米子市淀江支所近く、境内の参道に踏切があるというちょっと変わった神社です。
今年の干支、猿にまつわる神社として、2016年の「開運八社巡り」に選ばれています。
サイクリング、ハイキングのコースの魅力もさることながら、みなさん思い思いのサイクリング+ハイキングを楽しんだ様子。
次は、本大会にチャレンジする人もいるかも!!
レンタサイクルを返却した後は、足湯「潮風の湯」や、華水亭等近くの旅館・ホテルの日帰り入浴も楽しめます。