大山から見るパノラマの絶景
中国地方最高峰(1709m)の大山。
遠くは瀬戸内からも見えるという山は、古くは矢掛町南方の遙照山(ゆうしょうざん)と信仰でもつながっていると伝えられています。
一方で大山山頂からは、晴天時には、南は四国の石鎚山(いしづちやま)、北は隠岐島も見えるといわれ、頂上付近の日の出の直後には、雄大な「かげ大山」、自分の影を中心に虹ができる「ブロッケンの怪」といった現象も見られ、いかに大山が高く、そして神秘的な山であるかを証明することに。
さらに中海や宍道湖のかなたに沈む夕日、日々姿を変え、空を幻想的に彩る雲の姿のほか、弓なりに弧を描く弓ヶ浜半島の海岸線、国引神話の舞台・島根半島などを各所からも一望。
夜には、景色が一変。
市街地の明かりがダイヤモンドの粒のように明るく輝き、美しい夜景を演出。夏場には、建物の明かりがあるはずもない日本海にポツリ、ポツリと光の粒が・・・。山陰の夏の風物詩「イカ釣り漁船」のいさり火がさらなる絶景を演出してくれます。
桝水高原では、夏場のお盆期間、観光リフトのナイト営業を実施。
昼とは違った夕景、夜景を展望台から眺める時間は、きっと忘れられない時間となることでしょう。