紅葉に逢いに行く
西日本屈指の紅葉名所「大山」。
日本最大規模のブナの森が七色に染まる様は、まさに「神々が描き出す奇跡の絶景」とも伝えられています。
通常大山の紅葉の見ごろは10月末から11月初旬。
しかしながらその年の状況などにより毎年若干のズレも生じ、正直なところその年になってみないとわからないという部分も否定できない現状です。
クライマックスは2度
先にもお伝えした通り、大山の紅葉の見ごろは10月末から11月初旬(ピークは例年11月3日の文化の日前後だといわれています)。
その時期を見逃したみなさんにしては「また来年」とあきらめる方もおられますが・・・。
実は実は、大山の紅葉には一度ならず二度目のドラマが用意されているのをご存じでしょうか。
それは、色づきが深くなる11月上旬から中旬にかけ、この時期大山が冠雪することも稀にあり、山頂付近が真っ白に雪化粧され山麓にうっすらと紅葉の色づきが残る風景もまた晩秋の奇跡。
こちらもぜひみなさんにご覧いただきたい風景です。
(※ただし路面が大変滑りやすくなっているので運転には十分ご注意ください)
(また上記の風景に出逢うことは稀で、こちらも運がよければという感じのかなりレアなケースでもあるのでご注意下さい)
リゾート名所として固定ファンも多い鏡ヶ成。
少し高台へと上がればこの時期、見事に色づく烏ヶ山の優美な風景を眺めることが可能です。
鏡ヶ成と奥大山スキー場のちょうど分岐点に広がる御机地区。
小さな集落では、日々多くのカメラマンが訪れる名所が存在します。
それが写真にもある茅葺屋根の建物とのどかな田園のコントラストを眺められる絶景ポイント。
大山山頂に雪が積もる11月。大きな実をつけた柿の木と大山、そして茅葺屋根のコントラストご堪能ください。
妖精の森とも表現される神秘的な場所。
ブナの森の絶景、そして渓流のせせらぎ音、そして水の冷たさ・・・。
五感をフルに使って大山を感じられる数少ない名所です。
この時期は紅葉の赤が水辺に反射。何ともいえない不思議なカラーを描き出してくれます。石に息づく苔と落ち葉のコントラストも絶妙。
マイナスイオンに包まれるブナの森。
二の沢から三の沢にかけての道は地元で「ブナのトンネル」と表現される特にブナを間近に感じられるポイントして有名。
この時期はオータムカラーのアーチが描き出され、ドライブ名所として人気を集めます。
伯耆富士とたたえられる大山の西側に広がる桝水高原。
ススキにつつまれる高原の上、赤く染まる山肌とのコントラストが絶妙。高原レジャーを引き立てる「天空リフト」で空中散歩を楽しむのも◎ そこから紅葉美に染まる横手道を歩くのもよし。
博労座や南光河原の駐車場に車をとめ、大山寺へと続く参道の坂道を上ること数分。参道に立つ木々の紅葉と山門との共演が楽しめるポイントが存在します。晩秋、積雪とのコントラストも見事。
石畳の参道を歩いた先に立つ大神山神社奥宮の境内。
その手前に立つ門こそ、数々の伝説に彩れた「逆門」で、振りむいた先、ご覧のようなもみじと古刹ならではの歴史の面影との共演を楽しむことが可能です。
大山王国推奨「大山4大絶景名所」の一つ。
北壁を望むNo.1の名所からの絶景は当然のことながら秋も格別のロケーションを描き出します。
注目は北壁ではなく、その手前。冬には銀世界に変身する大山スキーのゲレンデ付近。斜面に縁どられる見事な秋景色は表現するなら「紅葉のシュプール」。
中海に浮かぶ大根島の名所。
雅な日本庭園を染める一面の紅葉美。
そんな秋の彩を少しでも楽しんでもらおうと園内では夜間ライトアップを実施。昼とは違う美しさは一見の価値あり。
期間は11月13日〜30日 詳しくは由志園HPへ。