「城下を灯す 松江水燈路」 10月3日
松江の秋。
週末の夜をちょっとでも長く楽しんでほしいと、城下町をやさしく灯す燈籠の灯り。
そう、「松江水燈路」に行ってきました。
2011 松江水燈路 公式HP
この週末、松江では様々なイベントがありましたね。
「松江おでんサミット」、「水辺の芸術祭」、「マイケル・トリビュートダンス」etc.
松江の町が素晴らしいのは、そうしたお祭りはその場での盛り上がりではなく、町すべてでつながりを持っていること。
点ではない線の観光がしっかり地域に根付いていること。
たぶん、長年の歳月をかけて蓄積されてきたことだと思いますが、単にインフラが整備されているだけでなく、この地域に住む人たちにその気持ち、ホスピタリティが芽生えていることが素晴らしい。
こうした全国発信のイベントをチャンスと考え、観光客に対してきちんと対話するマインドが定着している。
駐車場のスタッフの一人までが「いってらっしゃい」、「おかえりなさい」、「またお越しを」といったさりげない気配りを自然にできる“おもてなしの心”。それがこの地域の一番の盛り上がりの武器だと個人的には感じました。
イベントしての完成度だけではなく、その底辺にある地域の盛り上がり。その点は他地域も大いに見習う必要があるのかもしれませんね。