「諸手船神事」 12月6日
本文
美保関の二大神事の一つ「諸手船神事(もろたぶねしんじ)」。
12月3日のこの日、荘厳な雰囲気のもと行われました。
これはそのクライマックス。
古代の装束を身にまとい9人ずつ2隻の船に分乗。櫂で激しく水を掛け合う伝統のシーンは、大国主命が息子の事代主命に国譲りの可否を問うため、諸手船で使者を送ったという故事に由来しているとのこと。
時にあられが舞い、時に雷が鳴り、と思えば時折陽光が差し込むという山陰ならではの神秘的な天候が、神事の雰囲気をさらに盛り上げていましたね。