大山・山陰絵日記 「雪のない冬・・・ 聖夜を彩るイルミネーション&夜景の煌めき」 12月20日〜24日
クリスマスイブ。
なぜ25日ではなく、24日がより大切な日なんでしょう?疑問です・・・。
さて、ここ境港のランドマーク「夢みなとタワー」は、そんな大切な日を過ごすポイントとしてはとっても穴場なんです。
22日〜24日のみ夜間営業され、展望台から眺める360度のパノラマ夜景をひとり占めできる恋人達の聖地に。
来年こそはこの場所で・・・。
そこのお二人、境港の中心で“愛”を叫んではみませんか?
今日もあいにくの曇り空。待望のスキー場開きだけに心配で桝水高原へと繰り出すと、予想は的中。わずかに残っていた昨日までの雪も、涙のようにあっさりと昨晩からの雨で流されていました。
「こっちが泣きたい気分だよ」・・・。
スキー場開きで用意されたイベントの看板が何とも虚しい雰囲気をかもし出してます(泣)
そんなへこんだ気持ちで大山ダウンヒルを車で降りていくと、スキー場の曇天をあざ笑うかのような美しい景色が眼下に。
市街地だけにスポットが当たったかのように日が当たり、くっきりとそのパノラマ風景を披露しています。
「日本海って本当に蒼いんですね」
そう、明日はクリスマスイブ。
そんな雰囲気をいち早く感じられるポイントこそがイルミネーション。
「とっとり花回廊」ではフラワークリスマスと題し、7万球もの電球による見事な光の演出を楽しむことが可能です。
会場にはそんな噂を聞きつけ、多くのカップルが来場。
来年以降、この場所はきっと恋人たちの聖地、永遠の愛を誓うポイントになるのでしょうね。
今日は朝から雨が降ったりやんだり。まさに「ザ・山陰」の天気ですね。
しかし伯耆町から南部町にかけてのポイントでは雲の合い間からすっぽりと大山が顔出し、ご覧のような神秘的な姿を披露。
まるで“雲に浮かぶ天空の山”のよう。
これを見ただけで雨降りの憂鬱な気分も吹き飛んでしまいました。
本文3
久々の青空。
やっぱり青い空と真っ白い綿帽子をかぶった大山は絵になりますね。
でも、足元に目をやると・・・、とても山陰の冬とは思えない状況が。ここ数年はごく当たり前のようになってきてはいますが、積雪もなく、そんなに芯から冷える寒さも感じることなく。その点で、「やっぱり地球全体が風邪をひき、熱(温暖化)があるのかな〜」とも思ってしまします。
道路にできた真っ赤な道。これって何かわかります?
ヒントは、木の先になる真っ赤な実。
その正体は「ななかまど」です。木から落ち、つぶれた実がこうやって赤いラインを作り出しているのですね。
それにしてもこの時期になってしっかりと木の実が残っているのは、もはや「ななかまど」だけ。鳥も食わないといわれるだけに、その味、なんか罰ゲームで食べてみたいもんです(笑)