大山・山陰絵日記 「夜明け前」 2月5日
静から動へ
街が眠りから覚めるとき・・・
うっすらと空が明るくなるにつれ、浮かび上がる大山の曲線美。
それにつられるかのように、ポッ、ポッと灯り始める街の明かり。
眠りから覚め動き始める街に、「今日も一日、がんばろう」、そんな力が湧いてきます。
海の朝は、
大漁を掲げる漁師達の帰港とともに
弓ヶ浜の曲線を浮かび上がらせる街の明かり。
その端、境港ではきっとこの頃、威勢のいい声でセリが始まっているのでしょうね。
もちろんこの場所にいて聞こえてくるはずもありませんが、遠く海の方を眺めていると何だかそんなことを考えてしまいました。