大山・山陰絵日記 「美保関灯台から・・・ 空と海の名脇役」 9月18日
半島の最東端に立つ美保関灯台からは、美保湾の向こうに立つ雄大な大山を望むことができます。
ただここ近年、黄砂や霞の影響でうっすらとその形状しか見ることができなかったのですが・・・。
この日は違いました。
どうです。北壁の岩肌までくっきり。大山町付近に立つ風車の姿もしっかりと確認することができます。
そして日が沈むにつれ、徐々に紅く染まりはじめる大山。
さらにこの風景を引き立てるように真っ青な海を通りすぎる船、大空を舞う飛行機。
ここ数年通い続けて一番の風景。
みなさんの目にはどう映りますか?
美保湾を通りすぎる大型船。
その奥、すぐ目の前にそびえる大山。
美しい海と日本の名峰がこんなにも近いロケーションは全国見てもそうあるものではありません。
対岸の大山町付近に立つ風車群もしっかりと確認。
これほどまでに美しいロケーションは2年以上通い続けてはじめてのこと。
ただただ感動です。
夕日が西に傾く頃、大山も陽に照らされ徐々に赤みを帯びていきます。
そして空を眺めると米子空港を旅立つ東京行きの飛行機。
白い機体も夕日に照らされ何とも紅く・・・。
アーティスティックですね。
また徐々に空が暗くなるにつれ、くっきりと顔を出す月の姿も。
夕日に浮かび上がる大山と半月。
このシーンには欠かせない名脇役です。