曇天の夕方、赤松林の上に鈍い光を放つ峰(大山・弥山)が顔を出す。
暗い風景の中でも、その存在感いっぱいの姿には驚かされます。モノトーンの世界、冬の夕方ならではの風景です。今冬は不思議な冬。山陰の平野部には一切といっていいほど雪が降らず(もちろん積もらず)、スキー場のある標高800m辺りから上部だけが雪が積もる。経験のないこの冬が、今後はスタンダードになるのだろうか。地球の環境変化にコミットする意識を持たなくてはいけない、そんな想いになる冬となりました。
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今日のキーワード:「一般社団法人中海・宍道湖・大山圏域観光局」「松江市新庁舎イメージ 外観テーマは“だんだん”」「打吹回廊」「若松葉の単価高騰」「ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構」「楽天トラベル インバウンド 鳥取県伸び率全国一」「しいの実シアター」「ソウル便、香港便 増便継続」「絶滅危惧種のナベツル」「米子駅周辺活性化」
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1)中海・宍道湖・大山圏域 DMO法人化 『一般社団法人中海・宍道湖・大山圏域観光局』発足 国の支援活用 国内外へ発信強化 法人化に合わせて5市3町の官民でつくる同圏域観光連携事業推進協議会を統合し、4月1日に登記予定 設立総会は、圏域市長会や経済団体、観光協会の関係者ら約50人が出席 会長は堀田収・境港商工会議所会頭が就任(全)・・・・・25年大阪万博に向け、海外誘客では圏域内滞在型、国内誘客では投棄対策に力を入れるということ。予算案は8300万円で前身団体に比べ73.5%増。観光関係の組織が百花繚乱!? 全体がいいカタチでまとまるといいが、さて。
2)中海・宍道湖・大山圏域市長会 台北市と交流促進覚書 夏頃調印で一致(山中)・・・・・インドに続いて台湾との交流が一歩前へ。どんな促進策が提案されるだろう?
3)松江市 新庁舎イメージ案公表 外観テーマは「だんだん」 国宝・松江城天守からの眺めを考慮して、6階建ての建物が末広がりの形になるよう各階の東側テラスを段々状に張り出させたデザイン テラスは市民が宍道湖の眺望を楽しめる空間として開放する 今後、パブリックコメントなどを通し詳細を詰め、近秋に基本設計 21年度末から1期工事、24年度から3年間の2期工事の計画(山中)・・・・・ドキッとするほど斬新がデザイン。“だんだん”というテーマも素晴らしい。品格も感じます。完成は8年後の27年頃になりそうですが、実に待ち遠し。街がカワル!?
4)「打吹回廊」応援団発足へ 倉吉の複合施設 白壁土蔵群・赤瓦や関金温泉とも連動させ集客を図るほか、県中部の観光連携も視野に 高さ15mの展望塔や回廊、レストランを備え市街地のシンボルとなる同施設、今年夏ごろオープン(日海)・・・・・遥かなる町・倉吉のランドマーク的施設が誕生へ。俯瞰してその存在を見てみたい。
5)若松葉の単価高騰 前年比3.6倍 水揚げ量減少(前年比60%減の12.55トン) ズワイガニ漁 1月末現在 1月末までのズワイガニ水揚げ量は843.57トン(前年同期704トン)、水揚げ金額は21億8458万円(同19億7326万円)(日海)・・・・・今シーズンのズワイガニ漁(松葉ガニ、親ガニ、若松葉ガニ)について、増、減、高騰下落などハードな活字が紙面に踊る。これも暖冬のなせる業。
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1)ウオーキングのまち湯梨浜 「ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構(会長:涌井史郎)」が高評価 宮脇町長に「最上位」 ウオーキングイベント参加者の満足度も97% 温泉地を舞台に地域の食と自然、文化を楽しむ取り組みを進めている民間団体(日海)・・・・・東郷池周回のウオーキングコースは全国有数の快適なコース。ということが評価された。温泉とともに。
https://onsen-gastronomy.com/
2)楽天トラベル 外国人客人気 鳥取県伸び率全国一 対前年伸び率189.6%増(約2.9倍) 「鳥取・岩美・浜村」は3.8倍と急伸 国別では香港からの旅行者が特に伸びる(日海)・・・・・
https://www.kankokeizai.com/%E6%A5%BD%E5%A4%A9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AB%E3%80%81%E3%80%8C2018%E5%B9%B4%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E4%BA%BA%E6%B0%97%E4%B8%8A%E6%98%87%E9%83%BD%E9%81%93/
鳥取県のインバウンドが何かと話題に。米子空港のこともこんな記事(ターミナルビル売り上げ伸び率全国1位)が。
https://www.travelvoice.jp/20190212-126026
3)16年度県民経済 2年連続プラス成長 所得も7年連続増 物価変動の影響を取り除いた実質県内総生産は1兆8234億円 経済成長率は前年度を0.9%上回る 一人当たりの県民所得は240万7千円(前年度を3万9千円上回る)(日海)・・・・・ヒライミクスという表現はありませんが…、この経済成長にタイトルが欲しい!?
4)堀川遊覧船の大手町乗船場 待合室を観光情報拠点に 松江城周辺まちあるき促進 市が改修方針 城の北側に位置する塩見縄手の集客への「ハブ機能」を担う(山中)・・・・・塩見縄手を境港の水木しげるロードのようにワンウェイ(一方通行)にし、歩きたくなるような空間デザインができるといいかも。
5)しいの実シアター整備へ 松江市 アトリエ新設、楽屋拡張 多目的広場の再整備にも着手 劇場は鉄骨2階建て(座席数108) 旧八雲村が1995年に建設 3年に1度、国際演劇祭「森の劇場」の主会場となり、周辺イベントを含めると17年は4日間で1万2500人が訪れた(山中)・・・・・あたたかな雰囲気のしいの実シアター。四半世紀の歴史が大切にされ、次の歴史を紡ぐことに。
http://forest.ashibue.jp/
6)中海の西岸にサッカー場 人工芝グラウンド(約3.3ヘクタール) 松江市が新設へ 水陸両用飛行機の発着場に隣接 公式戦に対応できるグラウンド1面(105mX68m)を確保 駐車場やトイレ、用具倉庫も(山中)・・・・・中海の沿岸がどんどん変わっていく。あらためて中海の再発見されていくようだ。
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1)米子空港 ソウル便、香港便 増便継続(夏ダイヤ:3月31日〜) 2運航会社 需要掘り起こし評価 目標の「搭乗率80%」は満たしていないが、搭乗者数は増えており、新たな需要を掘り起こしたと評価したとみられる(山中)・・・・・ソウル便が週6往復、香港便が同3往復。常に8割を超えるようになると、さらなる増便も検討されることになるでしょうね。山陰の魅力が、一気に浸透!?
2)絶滅危惧種のナベツル1羽飛来 米子水鳥公園 2年連続6回目 世界の生息数は約1万羽と推定 うち90%は鹿児島県出水市で越冬(全)・・・・・“水鳥公園”へのリップサービスならぬフライサービス!?
http://yonagomizutori.blogspot.com/
3)JR米子駅周辺活性化 「交通結節」「交流」「滞留」機能を強化 検討専門委員会が具体化案 市は2019年度中に整備構想まとめ 駅の南北通路(自由通路)完成が予定される22年度末までに計画策定へ(山中)・・・・・基本的な方針がかたまり、理想形を目指して具体的なプランが練られることに。未来を見越しての“あるべきカタチ”を妥協なく追及したいもの。
日本海新聞 http://www.nnn.co.jp/
山陰中央新報 http://www.sanin-chuo.co.jp/
朝日新聞(鳥取) http://www.asahi.com/area/tottori/
朝日新聞(島根) http://www.asahi.com/area/shimane/
読売新聞(鳥取) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/
読売新聞(島根) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/
毎日新聞(鳥取) http://mainichi.jp/area/tottori/
毎日新聞(島根) http://mainichi.jp/area/shimane/
産経新聞(鳥取) http://www.sankei.com/region/newslist/tottori-n1.html
産経新聞(島根) http://www.sankei.com/region/newslist/shimane-n1.html
NHK (鳥取) http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/
NHK (島根) http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/
山陰放送 http://bss.jp/news/index.html