大山を守れ!一木一石運動
一木一石運動とは?
大山山頂は、昭和50年代から急激に緑が減少してしまい、その結果、山肌の保水力が失われ、雨水による浸食溝がいたる所にできてしまったのです。
登山者によって踏み荒らされた大山の山頂に何とか緑を取り戻そうと、昭和60年『大山の頂上を保護する会』が結成され、『一木一石運動』が始まりました。
これは、登山者に一木一石用に用意されている石や苗木を持って山頂に登ってもらい、それらの石などで山頂の浸食溝を埋めたり、失われた緑を復活させ、大山の山頂を守っていこうというものです。
一木一石運動にご協力を!
「山は崩れるのが自然の摂理」という説もありますが、大山を荒らしてしまったのは他ならぬ人間です。
人間の手によって壊された自然を何とか人間の手によって取り戻したい...。
雄大で自然溢れる大山を次の時代へとつなげていきたい...。
大山を、登山を、そして自然を愛する皆様のお力でぜひ大山を守ってください。
■登山をするときには、ぜひ「石」をリュックに忍ばせて山頂へ。
■ゴミはすべて持ち帰り、自然の美しさを守ってください。
■山頂では植生区域に立ち入らないようにしてください。
皆様一人一人のご協力が、美しい大山を蘇らせるのです!